Written by Kazuki Takayama

動画制作に必要な工数は?【インハウス参考】

動画マーケティング

動画制作に必要な工数は?【インハウス参考】

 

こんにちは
Tsunaguの高山です。

今回は動画制作に必要な工数は?【インハウス参考】について解説していきたいと思います。

実際に僕が企業の動画制作内製化をお手伝いさせていただいた経験をもとに3つのフェーズに分けて解説していきます。

動画制作に取り組みたいけどどれくらい大変かわからない

こんなお悩みを抱えた方には是非読んでほしい記事です。

こんな人におすすめ

  • 動画制作を内製化したい
  • 動画制作を一部自社で担当したい

動画の企画にかかる工数

まずは動画の企画にかかる工数ですね。

企画とはいっても、つくる動画によっては時間かけすぎる方がマイナス!
むしろ企画に時間つかわずにどんどん撮影してどんどん動画編集した方が良い!!

ってパターンもあるでしょう。

なので少しだけ細分化して解説していきますね!
あなたが必要な部分だけピックアップしていただければOKです。

企画書作成(2h〜6h)

まずは企画書作成ですが、僕が記入するものは最低でも

  • 目的
  • ターゲット(届けたい人)
  • 役割
  • 掲載場所
  • フォーマット

この辺りは記載しておくと良いと思いますよ。

普段からマーケティングを考えていたり、企画を深く考えない場合は2時間ほどですが、0から動画で発信したい内容を分析したりしてるとなんだかんだ6時間くらいかかったりもします。

目的

動画を使って達成したい目的ってなんでしょうか?
ってことを明確にしておきましょう!

参考までにあくまで僕の書き方ですが、こんな感じで書いたりします。

  • 新規ユーザー獲得のための認知拡大
  • 既存顧客のCS向上のための商品説明

みたいな感じですね!

ターゲット

動画を届けたい相手を明確にしておきましょう!

  • 新卒の求職者
  • 富裕層の女性
  • 中年太りを気にし始めた20代後半男性

こんな感じで動画を届けたい相手にピントを合わせていくようなイメージを、もっていただければOKです!

こちらの記事でも詳しく解説してあります。

映像コンテンツを作るためのターゲットの設定方【やらないと失敗します】

役割

続いて役割です。
動画だけで目的を達成するのってなかなか難しいのでなにかと合わせて使うことが多いですよね!
広告とか、サイト掲載とか。

なので

  • SNS広告でLPにアクセスするまでのきっかけ
  • 採用応募につなげるためのリアリティ発信

こんな感じでどんな役割を持っているかを決めておくことをおすすめします。

掲載場所

最近は動画の掲載場所も多種多様って感じですね。

オンラインメインで使われがちですが、デジタルサイネージやイベント出店時のブースで流す動画なんかもあったりしますね。

動画掲載場所によって撮影や編集を行う必要があるので決めておきましょう!
わかりやすい失敗例としては

横(16:9)で撮影していたけど、インスタの縦動画メインで使用したかった…

撮影後に言っても無理やり編集してなんとかすることしかできませんよね。

フォーマット

どのフォーマットで書き出すか。
mp4なのか、movなのか
くらいなら後から書き出し時に設定でもOKですが、HHDで撮影しておいて、あとから4Kにすることは不可能なのでこちらも記載しておきましょう!

絵コンテ作成(4h〜8h)

企画がある程度かたまったら、絵コンテです。
最低でも4時間ほどはかかるでしょう。

僕自身もやっていて辛いのですが、撮影するべきポイントや案が出てこないとかなり時間がかかります笑

解決策としては

  • 人に相談する
  • 気晴らしをする
  • 似た事例動画をみる

たぶんこれくらいですかね。
僕がつまづいた時にやってることです笑

動画公開までのスケジュール作成(1h〜3h)

動画公開までのスケジュールを細分化しておくことで、関係者に期限を伝えることができるようになります。

撮影してからだらだらと公開まで伸びてしまうことを避けるためにもやっておきましょう。

サイト公開と同時だったり、広告出稿日と同時な場合はマストですね!

ではどんな感じに細分化しておくと良いか。
参考までに

  1. 企画
  2. 絵コンテ
  3. 上長確認、ブラッシュアップ
  4. 撮影
  5. 編集
  6. 上長確認、ブラッシュアップ
  7. 公開

もちろん、全てやらなくても良いですが、必要な部分だけでも参考にしてもらえたら嬉しいです!

動画撮影当日のスケジュール作成(2h〜6h)

撮影当日のスケジュールですが、出演者や関係者、ロケーションなどが増えれば増えるほど効率よくスケジュール組んでいくのに時間がかかります。

ざっくりと半日で終わらせよう!

ってくらいで進められるものに関してはスケジュール作成してる方が時間の効率が悪いケースもあります。

なので制作する動画内容に応じて判断する必要がありますね。

動画撮影に必要な場所、物、人の手配(1h〜3h)

企画の最後に撮影に必要な準備ですね!

場所や物、人の手配になりますが、時間に縛られることも多いです。

ロケーションが14:00〜15:00しかつかえない
とか
出演者のNG時間がかぶってたり
とか

この辺りをなんとかうまく組んでいく作業が必要なになります。

動画の撮影にかかる工数

動画の撮影にかかる時間は、前述した企画の部分で撮影当日のスケジュールを組んである場合はわかりやすいのですが…

実際、動画制作をやってるとコスト削減で企画はやらずに撮影から
ってパターンもたまにありますね。

基本的に一日以内で終わらせる(4h〜12h)

撮影ってなると、半日から定時で終わらないパターンまで。
内容によりけりなところがありますよね。

他にもロケーションや、出演者などの外的要因でなんだかんだ時間がかかったり。

一日で終わらないパターン

動画撮影が一日で終わらないパターンがあります!

  • 時間に縛りがある
  • ロケーションが遠い
  • 最初に撮影した内容で次の撮影内容が決まる

これだけだと少しわかりにくいと思うのでそれぞれ解説しておきます!

時間に縛りがある

例えば、日の出のシーンを海と山の2カットほしい場合。

カメラマンが1人の場合は2日にわけないと撮影できませんよね。

ロケーションが遠い

例えば、会社紹介動画を作るとして

東京本社と大阪支部の動画が欲しいってなるとこれもまた1日で移動して2箇所の撮影は厳しいですよね笑

最初に撮影した内容で次の撮影内容が決まる

たぶんこれが一番想像しにくいかと思います笑

例えば対談動画を想像してください!

登壇者が語る内容のイメージカットが欲しい

なんてこともあるかと思います。

撮影した内容を見返して、セリフにマッチしたシーンが必要になる場合があります。
そんな時に日を分けて撮影するなんてことをやったりもしてますね。

動画編集にかかる工数

こちらもカットするだけから色や音までこだわる場合で変わってきたりします。

動画素材をカットしてつなげるだけ(2h〜4h)

動画素材をカットしてつなげるだけであればさほど時間はかからないでしょう。
スマホアプリでやってもPCでやってもあまり時間は変わらないかと思います。

動画の色や音などの細かいところまでこだわる(4h〜8h)

プロの世界になると、色編集や音編集を考えた撮影があったりもしますが、ここでは

それなりに細かくこだわった場合

のお話になります。

色編集

いろんな動画素材の組み合わせで編集する場合、色温度や明るさを調整してあげた方が見た目の品質自体は上がります。

うまく編集することができるようになると、世界観やブランドイメージを表現することも可能になってくるものなので、色編集にこだわることも大切になる場合がありますね!

音編集

撮影した音の編集だけではなく、効果音の挿入なんかも含まれます。

YouTuberのようなエンタメ要素の強い効果音から、シネマティック表現をするための音編集など様々ですが、効果音が入ってくるだけで離脱率も下がりやすかったりするのでコストをかけて編集するのもひとつの手ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は動画制作に関わる工数について解説してみました。

サクッと半日で撮影してカット編集だけであれば6時間程度で終わり、動画の企画や出演者が増えたり、動画編集にこだわるほど工数が増えていくことがわかったかと思います。

とはいえ

クリエイティブなことなので全てにおいて当てはまる物でもありません。

動画制作を内製化させるために、「こんな動画コンテンツを作っていきたいけどどれくらい大変?」とか、「必要な機材は?」とか
まだまだ考えることはあるかと思いますが、そんな方向けに無料相談も行っています。
是非ともお気軽にお問い合わせください。

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