Written by Kazuki Takayama

映像コンテンツを作るためのターゲットの設定方【やらないと失敗します】

企画のコツ

映像コンテンツを作るためのターゲットの設定方【やらないと失敗します】

 

Tsunaguの高山です。
今回は映像コンテンツを作るためのターゲットの設定方法と言うことでお話をしていきます。

とは言っても作る映像によって細かい決め方が変わってきますので、どの映像制作にも当てはまるターゲットの決め方の話と、具体的な例の2つに分けて書いていきます。

早速本題に入ろうと思いますが、タイトルにもある通り
ターゲットを設定しておかないと失敗します。

逆に言えばこの記事を参考にターゲティングをした上で制作すると目標達成率が上がるはずです。

ターゲットを決める上で意識するポイント

認知度

年齢

性別

生活リズム

フェーズ

興味を持っているもの

このあたりはマストで考えておくべきことなので必ず決めておきましょう

〜目次〜
・どんな映像にも当てはまるターゲットの決め方
・ターゲットを決めないで失敗する理由
・【特例】ターゲットを決めなくても成功する映像
・細かいターゲティングの事例

どんな映像にも当てはまるターゲットの決め方

ここは基本的な知識になるので必ず覚えていってください。
とは言っても覚えるほどのことではないので
「誰に届けたいの?」
と自分に問いかけるだけです。

本質を理解しておく

こんなことわかってると思うかもしれませんが、ここに書いた理由は
最初はできていても、後で忘れる人が多いからです。
「誰に届けたいの?」
の本質は後でターゲットがあとでぶれないように心がけることと捉えてください。

ターゲットを決めないで失敗する理由

次にターゲットを決めないと失敗する話ですね。
たまたま成功する場合もありますが、基本的にはやっておかないと失敗します。

理由1:企画を組んで進めていくうちにやりたいことが増える

企画を進めていくと結構ブレるんですよね。
例えば
・採用向けに作っていたのにいつの間にか企業のブランディングイメージアップに繋げたくなって自社のお客様向けになってしまう
なんてことはよくあります。

大切なことは本質を意識すること

理由2:フワフワした企画になってしまう

ターゲットが決まってないと誰向けの映像なのかフワフワしたままになってしまうんですね。
例えば、自社の良いところをピックアップして映像化して表現したとしてもある部分は求職者向けの情報、ある部分はお客様向けの情報、ある部分は社員向けになっている。

こんな感じで結局何が言いたいのかわからないような映像もたまに見かけます。

このような理由からターゲティングは絶対にやった方が良いと言えるでしょう。
そのうえで「結局この映像で何が言いたいの?」と自問自答するとよりブラッシュアップされるかと思いますので試してみてください。

大切なことは動画に一貫性を持たせること

【特例】ターゲットを決めなくても成功する事例

 

インフルエンサーに取り上げられたり、メディアに取り上げられることですね。
バズることで数多くのユーザーに対して届くことになりますので、母数が増えて結果、CT率やCV率みたいな目標設定に効果を発揮する場合もあります。
ただ、これは外部の要素が大きいため、中長期的にみたときにバズりを狙うことはあまりおすすめできません。

そんな時はCT率に対してのCV率のパーセンテージで考えると良いと思います

細かいターゲティングの事例

これは実際僕がお客様の映像制作を行ったときにやった過去の事例になります。

とあるショッピングモールだったのですが、年配層の集客には満足しているけど若い人が来ないという課題がありました。
ショッピングモールに入っている店舗も高齢層向けに感じてはいたものの、飲食店だけは若い層も利用できそうだと感じたため
まず「若い層でグルメに興味がある層」と設定しました。
他の店舗にも繋げていかないといけないため、もう一つ条件として
「家族と暮らしている層」を設定しました。

整理すると

・若くグルメに興味がある人

・家族と暮らしている人

の2つの条件が出てきました。

この人の立場に立ったときに魅力的な情報を考えると

・美味しい食が食べられることがわかる

・家族向けにお土産やプレゼントを購入できる

のようなことが考えられるので、映像に入れ込む情報も見えてきますね。

こんな感じでターゲットを決めていくと映像コンテンツの中身まで見えてくることが多いです。
是非試してみてください。

またわからないことや相談してみたいことがあればTsunaguのお問い合わせフォームからいただければご対応できますので是非活用してみてください。