Written by Kazuki Takayama

BtoBにおけるプロモーション動画の活用術4選!【知っておかないと損】

動画マーケティング

BtoBにおけるプロモーション動画の活用術4選!【知っておかないと損】

こんにちは!
静岡で動画制作をおこなっているTsunaguの高山です。

最近ではプロモーション動画を取り入れるBtoB企業も増えてきましたね。

今回は、BtoB向けに動画制作を行なっている僕が経験を元にプロモーション動画の活用術について解説していきます。

ところでみなさんこんなお悩みありませんか?

  • 競合他社が動画を活用しはじめて置いてかれてる気がする
  • 動画を活用したいけど何から手をつけたら良いのかわからない

そんな方に向けて、僕がわかりやすい動画活用方法を4つにしぼって解説しますのでご安心ください笑

早速本題に入っていきましょう!

サイトのリッチ化

まずは自社サイトのリッチ化ですね。
簡単に言うと、良いコンテンツで充実させていきましょうという認識でOKです!(あくまで動画のお話です。)

ではどんな動画コンテンツがあるのでしょうか。
大きく分けて2つ知っておけば良いと思います。

メインビジュアル動画

まず1つめですが、サイトのメインビジュアルを動画化する方法です。

みなさんはどこかのサイトにアクセスしたら無音の動画が流れはじめた
なんて経験ありませんか?

この、サイトトップの無音の動画がメインビジュアル動画になります。
ユーザーがサイトにアクセスした時に、伝えたいことを短く端的に伝えるようなコンテンツになります。

それぞれメリットとデメリットがあるので以下に解説しておきます。

メリット

  • サイトに入った時に動画が流れるインパクトを与えることができる
  • 伝えたいことをしぼっておけば一瞬で伝えることができる

デメリット

  • サイトが重たくなる
  • 最後までみてもらう前にスクロールされてしまう可能性が高い

こんな感じでデメリットがありますが、解決策としては

容量は16mb以下に!
一番伝えたいことを最初の3秒以内に!

この2点を意識しておけばそれほど気にならないデメリットですね。

ちなみに

サイトメインビジュアルとお伝えしましたが、トップ以外を動画にしてもOKです。
Tsunaguのサイトがこれなんですけど、メインビジュアル以外にも伝えたい部分を動画化しております。
気になる方はのぞいてみてください。

Tsunaguのサイト

埋め込み動画

サイトのリッチ化2つ目ですが、埋め込み動画があります。

「どういうこと?」

と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、youtubeやその他の動画サイトにアップした動画をそのままサイトに組み込むこと

という認識でOKです。

ではどんな使い方があるのでしょうか?

例えば自社商品の解説

ブランディング動画

動画はブランディングにおいても大切になってきます。

事前知識として

ブランディングが成り立つってどういうことかをひとことで

相手(お客さん)と自分(自社)の共通認識ができた状態

これはあくまで僕の考えでもありますが、ブランディングが成り立つのは届けたい人にちゃんと届けたい思いが認識されていることが大切だと思っています。

ブランディング動画って効果あるの?デメリットや委託時の注意点などを解説
の記事でも解説してあります。

ではどんな時に共通認識って生まれるんでしょうか?
細かく解説するとたくさんありますが、大きく分けて3つのポイントがあります。

簡単に説明しておくと

  • 認知拡大
  • 比較検討
  • ファン化

のポイントですね。
ではそれぞれについて解説していきます。

動画を認知拡大で使用するとき

広告やイベント出店などで、まだ自社商品やサービスを知らない相手に届ける時に動画を使うことがあると思います。

マーケティング用語ですが、「認知拡大」という言葉があります。

この段階で深く自社の商品やサービスを発信することはあまりないでしょう。
みた人が「こんな感じの商品なんだ〜」くらいの発信で良いと思います。

つまり、第一印象ですね。
この第一印象でどんなブランドとして認識してもらいたいかを逆算して動画を作っていくことをおすすめします。

比較検討対象になった時

次に、比較検討の対象になった時ですね。
競合他社の似たような商品やサービスと自社の商品やサービスを比較されることも少なくありません。

BtoBにおいては特にそうですよね笑

会社のコスト削減や売上に直結するものですから、そりゃ慎重になりますよね!

ではこのタイミングでの動画ってどうしたら良いの?

ってところをお話しておきます。
先ほどの認知拡大の第一印象でもOKですが、もう少しだけ味付けしてあげたいところです。

PODって言葉を聞いたことはありますか?

これは簡単に説明しておくと、
競合になくて、自社にはある強み
です。

認知拡大のタイミングでここまで詰め込むとちょっと離脱率とか気になってしまいますが、
比較検討のタイミングでは、導入を考えている人が動画を視聴する
という仮定のもと、制作する動画ですので、少しだけ深いアピールをしてもOKですよね。

「ここが我々の強みだよ〜」ってことをわかりやすく伝えてあげることで、CVRの向上にも繋がりやすくなります。

動画でファン化させよう

ではポイントの3つ目ですが、動画でファン化させるというところをお話していきます。

動画でファン化ってどうしたら良いのでしょう。
大きく分けて2つ

  • ユーザーとの接点を増やす
  • CS向上に注力する

このあたりが効果的だと思いますが、まずユーザーとの接点とは・・・
という感じですよね笑

最近では、リストを活用してメルマガの配信とか、ウェビナーの開催をする企業もふえてきましたね。
ここで活用する動画が1つの接点になってきます。

例えば

メルマガ配信で商品やサービスの使い方動画、裏技、困った時の解決方法
なんかを動画でお届けする
なんて活用方法もあります。
ちなみに、これだけだと「サイトに掲載で良いじゃん」とも思われてしまう可能性があったりもしますので、メルマガならではのお話なんかも一緒に提供した方が良いですね。

CS向上に注力する

今ある課題をお客様の声からピックアップして、動画で解説していくという手法です。
BtoBの商品やサービスって文で伝えるのが大変な機能があったりしがちですよね(偏見?)笑

そんな動画として視覚的にも解説していけるコンテンツがあると、ユーザーの「困った」を解消することに繋がってきます。

これだけでCSの向上は難しいかもしれませんが、良い効果を発揮してくれるはずです。

企業イベントなどに出店する際に利用する動画

では続いてイベント用の動画ですね。
先ほど、認知拡大の動画について軽く解説しておきましたが、ここでもかなり精通するお話になります。

セミナー(ウェビナー)

まずはセミナー(ウェビナー)ですね。
自社企画のもの、他社企画のものとありますが、どちらにせよやるからには多少なりとも宣伝できると良いですよね。

こんな時に、短く端的に伝えられる動画があると本題のセミナーを崩さずにしれっと宣伝することもできたりします。

イベント出店時の動画

イベント出店時に、モニターを使って動画を流しっぱなしにしておくシーンを見かけたりします。
ではこの時に流しておく動画ってどんなものが良いのでしょうか。

例えば、長尺で解説するものと短く解説するものどちらが良いと思いますか?

企業側としては深く知ってもらいたいという思いもあると思います。
なので長尺を流すという判断もあるでしょう。

間違いではないのですが、イベントでの人の行動ってどうでしょう?

1つの場所にそんなに長くいないですよね。
とは言っても

短く興味を惹きつけられる情報が流れてたら足を止めてまでみていく
なんてことが起こる場でもあります。

ということは、その場においては短く端的に伝えられていた方が良さそうですよね。
それより先を深く知りたい方は、せっかくのイベントなので社員が営業かけたり、デモ機器やサービスを利用してもらったりする場に仕上げていきたいものです。

自社の広報活動に利用する動画

最後に自社の広報活動に利用する動画になります。
イベントの記録などのコンテンツから、自社の発信したい思いだけで仕上げる動画
いろんなパターンがありますが、基本的にこれまでのマーケティング寄りの考えよりも、自分達の思いや発信したいことを自由に伝えて良いかと思います。

つまり、マーケティングというよりかは、自社商品やサービスの紹介に近いイメージですかね。(あくまで僕の考えです笑)

イベントの様子

先ほど、イベントの話が出てきましたが、そこで契約してくれたお客さんにインタビューしたり、イベント中に出店者(自社社員)にインタビューしたり、会場の様子を撮影したりしてどんなイベントだったのかを発信する動画コンテンツを作り上げることができます。

ここまで頑張ってきたんですから、この記録的な動画くらいは楽しんで作っていても良いですね。
そういう一面があったほうがなんとなく入り込みやすい領域を作ったりもできるものです笑

会社紹介動画

会社紹介動画になります。

採用動画として利用する企業も多いかと思いますが、取引先やパートナー企業に自社を理解してもらうために利用する場合もあります。

視聴する側も動画と合わせて会社のことを知れた方が、理解が深まるメリットなんかもあるのであえて会社紹介も入れてみました。

自社商品(サービス)紹介動画

最後に自社商品やサービスの紹介動画になります。

実写での商品説明や、ブランドイメージを伝える映像から、短く端的にアニメーションで伝えるインフォグラフィックスなどがあります。

広報活動のやり方も幅広いため、掲載先に合わせて制作しておくことをおすすめします。

例えば、とりあえず動画を作ってサイトに載せたけど、広告で利用したくなった場合に尺の関係で中途半端になってしまうトラブルなんかも考えられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はBtoBにおけるプロモーション動画の活用術について

  • サイトのリッチ化
  • ブランディング動画
  • 企業イベントなどに出店する際に利用する動画
  • 自社の広報活動に利用する動画

という視点から解説してみました。

このブログを読んでみて、動画を使った戦略に挑戦してみたいけど自社に合ったやり方をもっと深く知りたいという方向けに無料相談もやっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

このブログでは動画に関する情報発信を行ってますので、是非他の記事も覗いてみてください。

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