Written by Kazuki Takayama

効果の出る商品動画とは?理解しておかないと失敗します

企画のコツ 動画マーケティング

効果の出る商品動画とは?理解しておかないと失敗します

 

商品を紹介をするために動画を使いたいけど効果出ないと嫌だな

って人いますよね。

今回はマーケティングに絡めた動画制作を行っているTsunaguの高山が解説していきます。

この記事を読むと

効果が出ない理由がわかる

商品紹介動画の活用方法がわかる

 

商品動画の役割をマーケティングファネルを使って解説

マーケティングファネル

上記画像のようなものをみたことがある方もいるのではないでしょうか。

各フェーズで商品紹介動画の役割が変わってきます。

ちなみに深夜のテレビショッピングなんかではこのマーケティングファネルに沿った構成が上手にできているんですよね笑

 

認知拡大

商品を発信する場合にまずは認知の拡大を考えていかなければいけないです。

無料のものであればSNSやyoutubeで発信が考えられます。

有料のものだとSNS広告、デジタルサイネージ広告、イベント出店時に流しておく動画などがあげられます。

 

この段階では商品に対して興味がありそうな人たちに届けることが大切になってきます。ダイレクトに商品に興味ある人や、興味を持ってくれる可能性が高い人に届けるイメージです。

 

前者で言えば、美容商品の動画を美容に興味ある人に届けることになります。

後者ですと、関連性の高い「誕生日プレゼント用」や「ダイエット系のyoutubeチャンネルで広告」などが当てはまります。

 

また、認知拡大のタイミングでは相手は基本的に「商品を知らない状態」にあたるので短く端的に伝える方が効果が出やすいです。

 

興味・関心

認知と同時に興味や関心を持つ人もいますが、元々知っていて、必要になったから興味を持ち始めるパターンもあります。

 

こんな人たちをより購入に近づけるのであれば「疑似体験要素」のある動画に仕上げていくと響きやすいです。購入するとどんな体験ができるのか、どんな満足につながるのかなどがわかる動画にしていくと良いでしょう。

 

モデルやロケーション撮影を含めると仕上げやすいです。

 

比較・検討

比較や検討をする場合は最後の1押しをしていくイメージですね。

基本的には

  • キャンペーン
  • PODの発信
  • お客様インタビュー

あたりが響きやすいです。

キャンペーンでは値引きやおまけなどがありますよね。こちらの動画だとキャンペーン終了と同時に使えなくなってしまってるので低コストのものが良いと思います。

 

PODの発信になると他の商品になくて、この商品にはある強みみたいなものをきちんと発信できると良いです。

 

お客様インタビューも効果的です。他のお客様の声を聞けると安心できますよね。

口コミのレビューも良いのですが、顔や声がきちんと表に出てくると安心感を得られたりするので、購入に繋がりやすくなります。深夜のテレビショッピングでも後半戦で出てきたりしますよね笑

 

購入

購入のタイミングだと商品取り扱い店舗やECサイトなどで流す動画になります。
「ついでに買う」といった行動を生むために利用できるものですね。

 

継続

購入後のお客様の課題を無くしていく動画になります。

例えば

  • 使い方がわからない
  • 不具合が出た時の対処法
  • 消耗品が無くなった時の対処法

などがありますよね。

使い方動画を商品のパッケージにQRコードで貼っておくのも良いですし、サイトのよくある質問からリンクで飛ばすのも効果的ですね。

不具合がでた時の対処法などもネットで調べた時にちゃんと検索結果に出てくる状態にしておけば問い合わせに対して回答するコストも下がります。

何より、ここまでやることでCS向上につながるので次のフェーズに繋がってくるのです。

 

紹介・発信

CSが向上すると一部のユーザーが紹介や発信をするようになります。
一般人の口コミが広がることや、インフルエンサーの紹介でバズるようなパターンがあります。

マーケティングファネルを理解した上で、ここまでスムーズな流れを作っておくとコツコツと口コミは広がるはずです。

また、インフルエンサーにお願いするパターンもあり(インフルエンサーマーケティング)こちらもインフルエンサーがyoutubeなどで紹介する場合は「商品紹介動画」として捉える考え方もできます。
この場合だと、認知拡大のためのマーケティング手法ですが・・・

とはいえ、一時的なバズよりも満足度をあげてコツコツと上がっていく方が売上の落差はあまりなくなってきますよね。

 

商品ブランディングを考えての施策も大切です。

詳しくは失敗しないブランディング動画とはで解説しています。

 

PDCAを回す

マーケティングファネルを理解したのであれば、各フェーズごとにより良いものに仕上げていくためにPDCAを回していきましょう。

 

計画

計画のタイミングでは「つじつまが合っているか」を考えましょう。

認知のタイミングで誰向けの動画をどのような場所で発信するか

キャンペーン動画の期間や内容を考える

などのことを考えるときに、商品動画の内容がユーザーの心に響きそうなのかを意識しましょう。

実行

計画が終わって動画コンテンツも完成したら実行ですね。
考えた内容を崩さずに、忠実に実行していきましょう。
やっていくうちにブレそうになるかもしれませんが、それはNGです。

とはいえ、方向転換のイメージでより良い方向に進めていくのはOKです。

判断基準が難しい部分なので周りの意見も取り入れた方が良いと思います。

 

評価

発信した動画の分析をしましょう。

動画をみて購入まで繋がったのか、アンケートをとったり

動画の再生回数をみて、その回数に対しての次のアクション(サイトに飛ぶなど)の割合を見たり

良い数字が出ていればそれは1つの正解になります。

 

改善

改善も大切です。

例え良い評価だったとしても徐々に数字が落ちていくケースがあります。

しばらく継続したとしても次の手にもなるのでしっかりと考えておきましょう。

 

まとめ

今回は効果の出る商品動画に仕上げていくために必要なマインドみたいなものも含めて解説しました。

どんな時もユーザーファーストを忘れてはいけませんね。

Tsunaguでは商品紹介動画の制作や無料相談も行っていますので、お気軽にお問合せください。

 

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