Written by Kazuki Takayama

動画でBtoC商品をPRするコツ【動画の型が大切】 ここを知らないと失敗します

動画マーケティング

動画でBtoC商品をPRするコツ【動画の型が大切】 ここを知らないと失敗します

 

静岡で動画制作をしているTsunaguの高山です。

BtoC商品を売っていく時にいろいろなPR方法があるかと思います。

その中でも、動画の活用に力を入れようと考えてる人もいるのではないでしょうか。

 

この記事では、年間100本以上動画制作をしている僕が、いろんな場面での動画活用について解説していきます。

 

動画は良さげだけど、成果が出るか不安

とはいえ、動画を取り入れても本当に成果につながるか不安はありますよね。

確かに、考えなしに動画を作っても失敗する恐れがあります。

ただ、これから解説する内容を読んで頂ければある程度の失敗は避けられるのでご安心ください。

 

BtoC商品で動画をPRするメリットとデメリット

BtoC商品を動画でPRするのは良い部分だけではないのでこの辺りについて触れておきます。

良い部分だけで判断すると、痛い目にあうでしょう。

 

逆に悪い部分だけで判断すると、動画は取り入れないなんてことにもなり得ます。

動画を取り入れないことによる機会損失もあるので全体を知った上で判断することをおすすめします。

 

メリット

動画のメリットはわかってるけど、言葉で説明できない。

という方にむけて簡単に説明すると

  • 商品の機能(価値)を見て伝えられる
  • 使い方(食べ方)の説明ができる
  • 他社商品との違いを見せれる

ひとつずつ説明していきます。

 

商品の機能(価値)を見て伝えられる

商品にどんな機能や価値があるのか見てもらうことができます。

説明はとくに「百聞は一見にしかず」があてはまりますよね。

 

写真やテキストで伝わりきらないことも、動画にすれば伝えることが可能。

 

使い方(食べ方)の説明ができる

どんな機能や価値があるか伝えた上で、その使い方(食べ方)を説明できるようになります。

使い方の説明は具体的にすればするほど、刺さりやすくなります。

 

つまり、購入後の体験を想像できる内容ですね。

このあたりは後で深掘りします。

 

他社商品との違いを見せれる

他社商品との違いを動画で伝えることができます。

前提として、競合他社の商品の特徴や強みを理解しておく必要があるのですが。

 

その上で、動画の企画をしていくと差別化ポイントをどんな構成で組み込んでいくかも見えてきます。

 

デメリット

商品動画のデメリットについても解説。

代表的なものは以下の3つ

  • 五感の見た目と音以外が伝えにくい
  • 商品によっては実写動画と相性が悪い
  • 商品だけの動画だと味気ない

ではそれぞれについて解説していきます。

 

五感の見た目と音以外が伝えにくい

商品の魅力自体は伝えられるのですが、五感の中でも「味覚」「嗅覚」「触覚」あたりを伝えるのは難しいところがあります。

特に食品商品になると、味や匂い、食感をつたえるのは大変ですよね。

ただ、ナレーションを入れたり、食べる時の音を入れたりなどの工夫次第で解消できたりもします。

 

商品によっては実写動画と相性が悪い

実写で表現しきれない商品なんかは、アニメーションやナレーションとコストが膨らみやすい傾向にあります。

例えば、コップの説明なら比較的見た目や使っているイメージなどで伝えることができるでしょう。

でもWi-Fiのルーターならどうでしょうか?

いくら見た目を伝えてもお客さんには響きにくいのは容易に想像できるかと思います。

商品の性質によって動画制作のコストも変わってきます。

 

商品だけの動画だと味気ない

商品の見た目だけの動画は確かに楽です。

場合によっては制作会社に郵送するだけで制作できることもあります。

それだけだと味気ないですよね。

やっぱり、モデルがいて購入した先でお客さんの体験価値を再現できた方が魅力的な動画に仕上がるでしょう。

 

PR動画の型

では実際PR動画はどうしたらうまくいくのでしょう?

ここでは、PR動画の型について解説していきます。

この型を理解しておけば、PR動画をより効果的なものにすることができるはずです。

 

認知拡大型の動画

まずひとつめですが、認知拡大型の動画ですね。

商品を売っていく上で、必要不可欠。

まぁ、どのフェーズも必要不可欠ですが。

認知拡大型の動画は短くポイントを伝えることが重要になります。

  • 動画広告
  • SNS拡散

の2つが主流でしょう。

 

動画広告

今や認知拡大で動画広告は当たり前のように使われています。

SNSの動画広告であれば、配信する相手を絞ることができます。

年齢、性別、地域など、さまざまな絞り方ができるので適切に運用すれば低コストで効果を出せる場合もありますね。

最近は広告らしい動画が避けられる傾向にもあるので、どれだけ自然に溶け込ませられるかも大切です。

 

SNS拡散

SNSやYouTubeに動画コンテンツを発信して拡散していく手法があります。

認知拡大時はユーザーが興味を持つ情報に特化した方がうまくいきやすいです。

「お役立ち情報」や「豆知識」などの部類ですね。

自社商品を購入してくれそうなフォロワーを集めることが大切になってきます。

 

購入あと押し型の動画

認知拡大の時の動画と、購入を後押しする動画の性質は少し違います。

短く端的に伝える動画と違い、もう少し深掘りした動画にした方が良いでしょう。

基本的にはもっと濃い情報を届けるものになりますが、例外として「キャンペーンと絡めた動画」もあります。

 

その2つの種類について解説していきますね。

 

深掘りした動画

まずはスタンダードな深掘りした動画です。

メジャーどころとしては

  • お客様インタビュー動画
  • 商品解説動画
  • インフルエンサーが紹介する比較動画

などがあるでしょう。

お客様インタビュー動画は、購入者目線でのよかった点、悪かった点などを語ってもらい、より信頼度を上げていくものになりますね。

 

商品解説動画では、商品のメリットやデメリット、使い方などを企業目線で伝えていくもの。

 

3つ目のインフルエンサーが紹介する比較動画は少し特殊です。

商品の知名度が高い場合は、その商品のジャンルに特化したインフルエンサーが勝手に紹介することもありますが、特にそういったことがない場合。

企業側からインフルエンサーに話を持ちかけることもあります。

例えば、YouTubeで紹介してもらうようなものになりますが、その内容によって購入の後押しをするような動画になることでしょう。

 

とはいえ、インフルエンサーも仕事としてやっているので、その方の方針と違っていたり、嘘をつくようなことはしないはずです。

商品の魅力が良い上で話を持ちかけないと請け負ってもらえないこともあるため、少しハードルがあるのが特徴になります。

 

キャンペーンと絡めた動画

キャンペーンと絡めた動画は短命ですが、購入の最後の人押しをしてくれることがあります。

キャンペーン終了から動画が使えなくなってしまうため、元ある素材から低コストで制作することをおすすめします。

 

期間限定の値引きや、数量限定、追加のプレゼントなんかを動画を通して発信し、「今購入するからこそのメリット」を伝えていくことで、購入の決め手となる動画といえますね。

 

顧客満足度向上型の動画

CS向上には力を入れたいところですよね。

顧客満足度の向上には、商品の有効活用のやり方やトラブル対処に関する動画が効果的になります。

何より、「売って終わり」ではなく、購入者のことを真剣に考えていることをアピールできますからね。

 

食べ物ならおすすめのレシピ動画が効果的だったり

使い方が複雑な商品ならトラブルが起きた時の対処法など。

 

この辺りがあるだけでもお客さんは安心して購入できるはずです。

 

どの型が当てはまるか見分け方

結局、どの型が当てはまるかわからないという方に向けて、ここからは型の見分け方についてお話ししていきます。

ここでは、大きく分けて2つのパターンを解説していきますね。

 

新規購入者が増えない

新規購入者が増えないパターンでは

  • 認知拡大が足りてない
  • 競合商品に負けてる

などが当てはまります。

 

認知拡大が足りてない

例えば、知ってもらってる人には買ってもらいやすい商品なのに、買ってもらえない

 

などの状況においては、CV率が高いのに認知が低いといった状況もあるでしょう。

この場合は、単純に認知拡大が足りてない状況になっている可能性が高いです。

より知ってもらえるための施策を打って、認知してもらえるようにしましょう。

 

競合商品に負けてる

知ってもらえてるのになかなか購入に結びつかない場合もあります。

 

この場合は、競合の商品に負けていることも考えられます。

とはいえ、本当に競合商品に全てにおいて負けてるか考えてみてください。

 

おそらく、どこかのポイントにおいては勝ている部分があるのではないでしょうか。

 

そのポイントを適切なターゲットに発信できているかによって売上は変わってきますよね。

 

例えば、車を売る時に、乗り心地、性能、乗る人数、燃費などいろいろな要素があると思います。

これら全てをクリアしている車なんてないですよね。

だからこそ車を買うときに人は悩むのですが、この買い手の悩みをしっかり解消する動画を発信できているかどうかで購入率も変わってくることでしょう。

 

つまり、競合との差別化ポイントを知った上できちんと発信できるかどうかが大切になります。

 

リピート購入が少ない

続いて、リピートでの購入が少ないパターンですね。

状況としては、商品の品質に問題があるか、商品サポートが足りてないかが考えられます。

 

商品の品質に問題がある場合は、正直動画どうこうよりもプロダクトの見直しに近い部分になります。

では、動画で改善できるパターンとはどのようなものがあるのでしょうか。

 

購入後の悩みを解消できていない

これに尽きるかなと思います。

購入者にとって、商品の満足度はリピートに直結します。

 

では、満足度の部分を言語化できると手っ取り早いのですが、どんなものがあるのでしょうか?

 

まず、ひとつとして「よくある質問」から考えていくことが重要になります。

よくある質問って、裏を返せば顧客のよくある悩みですよね。

これの解決策がないから質問をするのですが、ほとんどの人はこの質問をせずにさりげなく商品から離れていきます。

知らず知らずのうちに離れられてしまうのはもったいないですよね。

 

そんな人たちを逃さないためにも、数少ない質問をいただける人たちの情報から動画コンテンツを作ることが大切になります。

 

もうひとつは、購入後の行動を誘導できていないパターンです。

購入後にどんな行動をとってほしいか。

どう活用してもらいたいかを伝えたれていますか?

 

極端な例えですが、iPhoneを知らない人にiPhoneを打ったとして、どんな活用方法があるか知ることができなければ、ただのディスプレイに近い認識になってしまうかもしれません。

 

アプリの使い方や、日常での活用方法などを合わせて発信することによって、満足度が向上しますよね。

 

このように、顧客の満足度を向上させるための施策は必ず取り入れていくべきと言えるでしょう。

 

おわり

いかがでしたでしょうか?

今回は、「動画でBtoC商品をPRするコツ」について解説してみました。

 

Tsunaguでは、マーケティングを絡めた動画をメインに動画制作をおこなっています。

 

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