お客様インタビュー動画って効果あるの?費用対効果について解説【信頼を勝ち取ろう】
目次
お客様インタビュー動画って効果あるの?費用対効果について解説【信頼を勝ち取ろう】
Tsunaguの高山です。
今回はお客様インタビュー動画についての効果と作る上でのコツを解説していきたいと思います。
サービスやプロダクトを売り出して少しするとサイトの拡張やコンテンツの幅が広がります。
そこで活用できるもののひとつとして「お客様インタビュー動画」が登場するわけです。
とはいっても
- なにをインタビューしたら良いのかわからない
- 費用対効果が低かったらどうしよう
- どうやって作っていけば良いかわからない
などの悩みがあるかと思います。
今回の記事ではこの悩みに対して映像クリエイターの僕が過去の体験をもとになるべく解決していくためのヒントを共有していこうと思います。
お客様インタビュー動画のメリットとデメリット
今回の内容をふかぼっていく前にメリットとデメリットを知った上で読み進めてもらえると、より理解が深まるかと思います。
メリット
まずメリットとしては
- ターゲットに刺さりやすいコンテンツができる
- 客観的な意見を発信できる
- 実際の利用者を通して安心感を与えられる
などがあげられますね。
ターゲットに刺さりやすいコンテンツができる
動画でインタビューする人を選ぶところから大切になりますが、狙いたいターゲットやペルソナに近い人を選ぶことで、より具体的に刺さりやすいコンテンツに仕上がりやすくなります。
客観的な意見を発信できる
動画インタビューをしていると、予想外な視点からの回答なんかが得られたりします。
もちろん、使いたい内容でなければ動画編集のタイミングでカットすることもできますので、そこは制作チームでの判断になるかと思います。
実際の利用者を通して安心感を与えられる
実際の利用者の声を動画で届けてあげるとその人の声のトーンや表情など、偽りにくい部分まで見えるのでより信頼や安心を届けることができます。
デメリット
- 制作コストがかかる
- 動画出演者に肖像権や著作権の許可が必要
- 回答が微妙だった時に困る
などがありますね。
制作コストがかかる
言うまでもなく制作のコストがかかります。
外注する場合や自社で制作する場合、どの外注先に依頼するか
などで費用面は変わってきますが、少なくとも
外注費+社内人件費
がかかってきますよね。
また、動画の出演者さんに商品や金券、サービスなんかでお礼をすることもあります。
このあたりまで踏まえて制作するか判断することをおすすめします。
インタビュー動画の作り方
ではインタビュー動画はどうやって制作していくのでしょうか。
まずはざっくりとどんなコンテンツに仕上げるかを考えていきましょう。
動画で伝えたい内容を考える
動画で伝えたい内容を考えた時に、やはりターゲット層にひびく内容を引き出せると良いですよね。
このひびくポイントを洗い出すことが大切になってきます。
特に僕が気にする部分は
- 他社との差別化ポイントはどこか
- ユーザーの満足ポイントはなにか
- 体験価値を具体的に伝えられるか
あたりです。
この3点は特に重要だと感じています。
他社との差別化ポイントはどこか
こんなインタビュー動画をみたことありませんか?
「今まで何を使ってもダメだったんですけど〜、この商品に乗り換えてからは本当に肌が改善されてすごく満足してます。特に寝る前に塗るだけで、1つの商品ですむというところがすごく気に入ってます」
みたいな内容。
美容商材を例にしてみましたが、他社商品との差別化ポイントを間接的に伝えつつ、顧客満足度まで伝わる良い回答だと思います。
こんな感じで差別化ポイントを動画で発信できると良いですね。
今回はこのまま美容商材を例に進めていきますね笑
ユーザーの満足ポイントはなにか
たまに、「安い」とか「ネットで購入してから届くのが早い」とか言っちゃうものもありますが、変わらないものの方が良いですよね。
値上げしたり、運送会社を変えたりしたら動画使えなくなっちゃうかもしれませんからね・・・
満足ポイントについて言い換えるならば
どんな悩みが解消されたか
というところから探っていくと良い回答が得られるかもしれませんよ!
ぜひ試してみてください。
「こんな悩みがあったけど、これを購入したら解消されました」
みたいな構成になると綺麗につたえられると思います。
体験価値を具体的に伝えられるか
体験価値を伝える時のコツは
視聴者にどこまで具体的にイメージさせることができるか
が大切になってきます。
- 利用する時間やタイミング
- 利用する前と後でどんな変化があったか
- 他の人にも当てはまることか
- 利用のハードルは低いか
言い出すとキリがないのですが、より詳細まで伝えて具体的にイメージできる内容になっていると素晴らしいです!
インタビュー内容にあった動画のイメージカットが入ると言葉だけで伝える負担も減るので可能なら撮影すると良いと思います。
動画で伝えたい内容を引き出すためのインタビュー内容を考える
では動画で伝えたい内容の引き出し方を考えていきましょう。
先ほど
- 他社との差別化ポイントはどこか
- ユーザーの満足ポイントはなにか
- 体験価値を具体的に伝えられるか
の3つの点をあげました。
差別化ポイントの引き出し方
大前提として、事前に商品をサイトやSNSなどから発信して売り出しているという条件が必要になりますが
この商品を選んだ理由
なんかを聞いていくと他社商品やサービスと比べてどこに惹かれたかという回答と共に、差別化ポイントを引き出すことができます。
ユーザーの満足ポイントの引き出し方
こちらは
実際に使ってみてどうだったか
だったり
リピートする理由
についてインタビューすると引き出していくことができるはずです。
体験価値を具体的に伝えられるか
実際にどんな時に利用しているか
や
利用してみての効果
について聞いていくと体験価値について引き出すことができるはずです。
動画制作のフローについて
ここまででざっくりとどんな動画コンテンツにするかを考えることについて解説してきました。
ではより具体的に何をしていくか
ということについて制作のフローをもとに解説していこうと思います。
企画
まずは企画になります。
この部分はこれまで解説してきた内容に加えて
- 動画出演者はどんな人を選ぶか
- インタビュー内容にあった動画のイメージカットを取り入れるか
- 動画を使う場所はどこか
あたりは最低限でも考えた方が良いかと思います。
動画出演者はどんな人を選ぶか
動画の出演者はターゲット層に近いほど良いと思います。
同じ悩みを抱えた人に対して、利用者の声や体験価値をしっかりと伝える動画コンテンツに仕上げることが大切になります。
インタビュー内容にあった動画のイメージカットを取り入れるか
店舗でのサービスならさほど問題ないのですが、利用者が自宅で使う商品やサービスの場合、自宅内の撮影許可も得なければいけません。
ちょっとハードルは上がりますが、動画コンテンツは長く使えるものですので、頑張って許可をとった方が効果的になる確率が上がります。
動画を使う場所はどこか
今回のようなインタビュー動画の場合
- 動画広告のような認知拡大としての利用
- 比較・検討のタイミングでCVの後押しをする動画
の2パターンがメインだと考えられます。
もちろん、両方で利用することもOKです!
ただ、どちらに重きをおくのかは明確にしておくと良いでしょう。
認知拡大時の場合、短く端的に伝えることが大切になりますが、CV手前の人に対しては少し尺があってもきちんと伝えることが大切になったりします。
どうしても両方捨て難い
なんて人は動画のロングバージョンとショートバージョンで2本編集するのもありですよ!
撮影
撮影で気にすることは大きく分けて2つあります。
- 天候に影響されない撮影か、場所の利用に制限はないか
- 撮影に必要なものを洗い出す
天候での影響で撮影が延期されることや、場所の確保で時間的な制限や金額面が必要な場合もあるので、事前に考えておく必要があります。
また、そこまで決まったら、動画の撮影に必要なものを洗い出しましょう。
インタビューのイメージカットに合わせた内容の場合、小物が結構必要になる場合があります。
編集
編集の担当者にどんな動画に仕上げたいかイメージを伝えておきましょう。
とはいっても、初心者にとってはイメージの伝え方がわからないことがあるかと思います。
youtubeで「商品 インタビュー」や「お客様の声」と調べるだけでも参考になる動画が見つかるかもしれませんので、参考動画を提出してあげられると親切でよりミスマッチが起きにくいですよね。
インタビュー動画制作の費用対効果について
ではインタビュー動画の費用対効果について考えていきましょう。
このあたり自社の納得いく仮説が立てられなければ動画制作はできませんからね・・・
動画はあくまでトータルプロモーションの一部という考え方なので参考程度ですが、解説していきます。
動画の費用対効果が高くなる条件
まずは費用対効果が高くなる条件についてです。
特に確認したいポイントは
- 動画制作費に届くまでのCV量
- 商品やサービス1つあたりの利益
- 潜在顧客の量
動画製作費に届くまでのCV量
簡単に書くと
「何人に購入(利用)されたら動画製作費をペイできるか」
ですね。
極端に1人でペイできれば費用対効果は高くなる可能性がありますが、1万人が目標なら結構難しそうですし、広告やサイトの改善、SNS運用と他のコストもかけていく必要性が高くなりそうですよね。
商品やサービス1つあたりの利益
利益も大切なポイントです。
1つの契約で100万円とかなら良さそうですが、500円とかになると結構売っていかないと難しそうですよね。
潜在顧客の量
こちらは予測しかできない部分ではあるかと思いますが、ターゲットの分母が100人なのか、1億人なのかで大きく変わってきますね。
利益が低くても分母が大きければ回収できる見込みがあるかもしれません。
なので以上の3つのポイントをベースに、様々な視点から仮説を立てて費用対効果が高くなりそうかどうか判断することをおすすめします。
最強なのは
- CVの量が少なくても動画制作費がペイできる
- 1つあたりの利益が大きい
- 潜在顧客の量が多い
という条件に近いほど良いということです。
正直、全ての条件をクリアすることは難しいと思うのですが、iPhoneなんかは良い例かもしれません。
動画の費用対効果が低くなる条件
せっかく動画を作ったのに効果が低かった!
なんてパターンもあります。
僕は動画制作をメインとして仕事をしてますが、お問い合わせいただいても、効果がなさそうなら他の案を出すようにしてます。
本質はクライアントの売上UPかコスト削減ですからね。
話がそれましたが、費用対効果が低い条件ですね。
先ほどと真逆で
- CVの量が多くないと動画制作費がペイできない
- 1つあたりの利益が低い
- 潜在顧客の量が少ない
このあたりが揃っているとちょっと難しくなってきますよね。
それでも事業拡大に向けて進めなければいけないこともあると思います。
Tsunaguでは動画を活用したマーケティングについて無料で相談を行ってますので是非こちらにご連絡いただければと思います。
諦めずに
僕からも「SNS運用×動画」や「広告運用×動画」など、他にご提案ができるかもしれません。
お客様インタビュー動画だけでは難しいと感じても、他の戦略を一緒に考えていけると嬉しいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「お客様インタビュー動画」について深ぼってみました。
動画の世界は効果も可視化しにくいデメリットもあるので、なかなか踏み込みにくいなんて方もいらっしゃるかと思います。
しつこいようですが
相談は無料です!
この記事を読んでみて、少しでも動画に可能性を感じてくれたなら、プロの意見も交えて検討してみませんか?
無料相談で可能性を少しでも広げられたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。