映像クリエイターが語る!動画制作の失敗談【これは知っておけ!】
目次
映像クリエイターが語る!動画制作の失敗談【これは知っておけ!】
こんにちは
静岡で動画制作をおこなっているTsunaguの高山です。
今回は僕が映像クリエイターとして活動しはじめた頃に
クライアントワークで失敗したなぁ〜
という失敗談を語っていきたいと思います。
正直恥ずかしい笑
とはいえ
誰かのためになってほしいという思いもあるのでこの記事がおすすめな人を先に伝えておきます。
- これから動画制作で仕事をしたい人
- 自社のコンテンツを外注して動画制作したい人
これから動画制作で仕事をしたい人にとってはもちろんですが、自社のコンテンツを外注して動画制作をしたい人にもおすすめな内容となっております。
この記事を読むと「こんなクリエイターに頼むと失敗してしまうかも」といった基準が見えてくるかもしれません。
僕の失敗談をもとに、同じ失敗をする人が少しでも減ってくれたら良いなと思ってこの記事を書いていきます。
では早速本題に入っていきましょう!
ここからは僕の失敗談を話していきます。
きれいな動画=ブランディング動画の勘違い
数年前までの僕はきれいな動画をつくればOKって思考でした。
当時の状態
はい、まずひとつめですが…
一眼レフやミラーレス、ドローンなんかを使用したきれいな動画を撮影して良い感じに編集したらブランディングが成立するって思ってました。
いやぁ…
この記事黒歴史ですね笑
これ結構落とし穴だと思うんですよ!
なんでかって言うと、クライアントもなかなか見ない自社のきれいなコンテンツに感動して満足してくれたことも多かったんです笑
でも
当時の僕が作る動画にクライアントの伝えたいブランド価値の本質ってなかったんですね。
つまり、僕もクライアントも本質を忘れて自己満足状態になってました。
そう考えるとクライアントが自己満足で終わってしまいそうな時に本質から逆算して本当に良い動画コンテンツを提案していくのもクリエイターの役目でしたね。
動画を届ける先の人たちを見れてないことが多かったのでこれは気をつけてください!
解決策
じゃあどうしたら良いのか。
具体的にこれをやりましょうってことをひとつだけ共有しておきますね!
たまに俯瞰して見る
動画制作をやっていて、たまに俯瞰してみてあげましょう。
この動画は本質を理解した上での動画なのか?
って考えることですね。
タイミングがいくつかあるのですが
- 企画がまとまった時
- 絵コンテに落とし込んだ時
- 仮編集を終えた時
- 発信する時のライティングの時
この4つのタイミングでちゃんと俯瞰してみてあげましょう。
この動画が届けたい人に響く内容なのか。
この考えはかなり大切です。
企画がまとまった時
企画がまとまったタイミング、もしくは企画を組んでいるタイミングでは
ターゲットのニーズと目的がマッチする架け橋になる内容か
ってことを見直してみてください。
全体を見た時に若干のズレがないか。
言い方悪いかもしれませんが、動画企画のあら探しを自分でやってみましょう。
改善点が見つかるかもしれません。
絵コンテに落とし込んだ時
絵コンテに落とし込んだ時に見たいポイントとしては
映し出すカットがユーザーの求めるものを表現できているか
というところですね。
発信したいブランド価値とユーザーの求める情報が重なった部分を表現できるか
がカギになってきますね。
クリエイティブなことなのでかなり抽象的ですし、難しいかもしれませんが、なんとなく頭に入れておいて損はないかなと思います笑
仮編集を終えた時
動画撮影も無事に終わり、さて、編集だ
って時ですね。
最初に仮編集やる人が多いと思いますが、全体の流れを見てみて、
- 伝えたいことが伝わる内容なのか
- ニーズに対しての必要カットを使用しているか
- 内容に対して動画の質はマッチしているか
などを企画書と照らし合わせながら今一度見てみましょう。
発注者側でも同じように企画書をもとにこの辺りがクリアできているか確認してフィードバックをしてあげてください。
発信する時のライティングの時
動画制作って最後の最後に公開しますよね。
この時に少なからず文を書くと思います。
タイトルしかり、説明文しかり。
この文章を書く時もかなり大切です。
動画の内容にマッチして、ターゲットに響く内容を書いていく
(これもまた難しいんですけどね笑)
最後の最後に動画を見てもらいやすく仕上げる文章を書いてあげることができれば、動画の効果はかなり伸びていくはずです。
クライアントの目的を忘れる
はい、恥ずかしいお話ふたつめ笑
クライアントの目的を忘れることがありました。
重症ですね。
打ち合わせやヒアリングをやった上で忘れてたのですから本当良くない制作をしてました。
制作を進めていくと変更が出てくる
映像制作って数ヶ月にわたって制作を進めることが多いんですね。
この間に思いつきで企画が変わることがあったりもします。
ここでまた抽象的な表現
僕の中での基準として
- 企画の方向転換はOK
- 企画の変更はちょい反対
って感じにしてます。
もう、意味がわかりませんよね笑
なので深ぼっていきます。
企画の方向転換については
ある程度ロジカルに説明できる理由があっての企画ブラッシュアップ
だと思ってください。
企画の変更は「これやったら良さそう!」に対してなんとなくな理由しか出てこない状態。
こうやって説明されるとちょっとは納得できますかね?
説明下手でごめんなさい笑
でも、この考え方もかなり大切だと思います。
動画の方向転換
企画の変更についてはなんとなくな理由であれば当初の目的から外れる可能性大なので避けておいた方が安全パイでしょう。
でも、ターゲットや市場、企画に必要なアンケート結果などから企画の方向性を変えてブラッシュアップするのは
効果を最大化させる
って意味ではどんどんやっていくべきだな
とも思います。
ここまで長々と話しましたが、結局はこのひとこと。
本質を忘れない
に尽きるなと思います。
動画制作において、クライアントの目的を忘れないように進めていけば、なんら問題はありません。
案件の進め方がアバウトすぎる!
みっつめ…
動画制作の進め方がアバウトすぎた!!
ほんーーーとに初期の頃ですかね。
動画制作のフローがだめだめ
僕、企画書や絵コンテ、撮影当日のタイムスケジュール、企画から納品までのスケジュール
こういった案件を進める上で必要なことをやってなかったんです。
本当、これから動画制作を外注する人にも読んでほしい内容ですが、
初めての動画制作委託
の場合に当然案件の進め方なんてわかるわけないですよね。
だから進め方がおろそかだったとしても気づきにくい部分かもしれません。
こうなると誰も良くないことを理解しないまま進んでしまう恐れがあります。
ほんと、過去のクライアントさんには多大なご迷惑をおかけしました(泣
動画制作の案件の進め方
なんとなくこんな感じなんだ〜
ってくらいに頭に入れておくと良いかと思います。
ここだけはおさえておきましょうってポイントですが
- 課題や目的などのヒアリング
- 企画書作成
- 絵コンテ作成
- 撮影当日のスケジュール作成
- 企画から動画公開までのスケジュール
- 編集とフィードバックのコミュニケーション
- 公開時の適切なアドバイス
この辺りがあれば、動画制作がひどい結果になることもないでしょう。
逆に言えば
どこかひとつでも抜けてると大失敗に繋がるパターンもあります。
制作する側でも発注する側でも、このポイントだけは知っておきたいところですね。
良い動画を作れば自然と伸びると思い込み
最後にこちら
良い動画を作れば自然と伸びると思い込んでました笑
もう、今となっては笑っちゃいます。
良い動画だけでは伸びない
いくら良い動画でも自然と伸びません!!
そりゃそうですよね。
よくよく考えたら能動的に動画を見る時の本当にの第一歩ってなんですか?
付属している文章やタイトル、サムネイル
SNSならハッシュタグも含まれますね。
ここをきちんとおさえておかないと伸びるわけがないんです。
かなり稀なケースとして
ジャスティンビーバーがペンパイナッポーアッポーペンの動画をたまたま見つけてシェアしてバズった
なんて事例もあったりはしますが、そんなところに期待してもビジネスは進まないですよね。
それよりも自分たちの力で頑張ってみてもらう為のタイトルやライティング、サムネイル作戦、ハッシュタグ選び、なんかに注力したほうがよっぽど効率的です。
仕上げは他の視点で
良い動画だけでは伸びないってことをお伝えしましたが、なんだかんだ仕上げは
- タイトル
- ライティング
- サムネイル
- ハッシュタグ選び
この辺りのどれかが基本的にあてはまります。
マーケティング視点があるクリエイターならまかせても良いかもしれませんが、動画制作のみに注力しているクリエイターにはなかなか厳しい部分でもありますね。
外注するのであれば、仕上げは自分たちでやるってケースも少なくありません。
とはいえ
忘れないで欲しいのは
仕上げまで手を抜かずに考える
ということです。
動画制作においてこれまで話した基本をおさえたならば、実は1番大切なのが仕上げなのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は映像クリエイターが語る!動画制作の失敗談【これは知っておけ!】というテーマでお話してみました。
4つの失敗談をもとに振り返る良い機会でもありましたね笑
これから動画制作を始める方や外注する方にとって少しでも良い記事になってたら良いなと思います。
何度も言いますが、本当恥ずかしいお話ばかりでした笑
ちなみに、過去の反省を活かして今ではきちんと品質の高いクリエイティブを提供しているつもりです笑
その他にも、「こんな場合はどうなの?」とか「こういうことも知りたい」という方向けに無料相談も行っています。
是非ともお気軽にお問い合わせください。