Written by Kazuki Takayama

ドローンを使ったプロモーション動画で気をつけるべきこと

企画のコツ

ドローンを使ったプロモーション動画で気をつけるべきこと

 

近年、プロモーション動画を取り入れる企業が増えてきていますね。
ドローンを使用した空撮も取り入れたいという声もよく聞きます。

でも

空撮をする上での準備や費用ってよくわからないですよね

 

今回はそんな方に向けて記事を書いていこうと思います。

この記事を読むと以下のようなことがわかります。

  • 空撮をするための準備
  • 空撮を取り入れた時の費用

空撮のメリットとデメリット

早速本題に入りたいところですが、ドローンを使用して空撮を取り入れる場合のメリットとデメリットについても知っておきましょう。

メリット

空撮のメリットとしては普段見ることのできない視点からの撮影が可能なことですね。

具体例としては

  • ダイナミックに建物を見せる演出
  • 空中からの視点で位置情報を同時に届ける演出
  • 壮大な景色を含めた演出

などがあります。
採用動画なんかはひと目で位置情報を届けることもできたりします。
会社紹介動画でも、建物全体を見せるために取り入れたりすることもできます。

そしてなによりかっこいい

空撮ってかっこいいんです笑
取り入れてるだけで、「なんかすごい映像」に化けることがあるくらい攻撃力の高い動画素材になります!

デメリット

メリットも多い反面、デメリットも多いんですよね。

具体例としては

  • 費用が高くなる
  • 空撮に申請が必要
  • そもそも飛ばせない場合がある

費用が高くなったり、飛ばすためのハードルがちょっと高いんですよね。
業者に頼む場合は申請の代行も含めてやってくれるところを探すことをおすすめします。

ドローンを使用した空撮での準備

空撮にも国土交通省への申請や、企画などから準備しなければならないことがあります。

まず、申請が通るまでに時間がかかるということを理解しておいてください。
例えば、「来週空撮したい」と言っても、申請が間に合わない可能性があります。

飛ばせる場所って

ドローンを飛ばしたくても飛ばせない場所もあるんです。
皇居がNGといえばイメージは湧くかもしれませんが、飛ばせる場所と飛ばせない場所のラインってどんな感じなのか、イマイチわかりづらいですよね・・・

市街地でも飛ばせる場所があったり

田舎でも飛ばせない場所があったり

その場所での条件によりけりですが、たくさんある条件を覚えるのも大変ですので

ドローンフライトナビ

というアプリで飛ばせない場所をマップで見ることができます。
フライトナビでも一定条件をクリアすることにより、国土交通省の許可が降りることもあります。

飛ばせる条件とは

先ほど紹介した「ドローンフライトナビ」のアプリ上でフライト可能な場所に関しては飛ばしても問題ありません。
とは言っても、条件によっては飛ばせない場合が出てきます。

例えば

  • 普段飛ばせる場所でも、飛ばしたい日にお祭りやイベントが開催されている
  • 飛ばしたい時間帯が夜間
  • 目視外での飛行を行いたい

みたいに、条件の違いで飛ばせなくなることがあります。
ただ、それでもきちんと申請すると許可が降りることもあるので諦めなくてもOKですね。

僕の場合、飛ばせない場所だったけど、アシスタントを連れて行って、飛ばす時と着陸の時に周りに人が来ないようにするような条件で申請が通ったこともあります。

飛ばすときの時間帯にも注意

先ほども時間帯の話はチラッと出てきましたが、ここで話す時間帯とは

撮影したいものをどの時間帯なら魅力的に撮れるだろう

というところです。

例えば、会社の玄関側から撮影をしたいのに、午前中は逆光で建物全体が暗く見えてしまう
こういうこと、よくあります笑

ドローンの撮影を午後にして、午前中は他の撮影をやればよかったぁ〜

って後悔することも・・・
(今はそんなミスしないですが。)

こんな問題もあったりするので、一番よく見える時間帯を制作担当者に伝えることが大切です。

いつから準備したら良い?

準備についてですが、最低でも3週間前には制作担当者に伝えていきましょう。
先述にもありましたが、撮影予定日に申請が間に合わないなんてトラブルが起きたらシャレになりません。

プロモーション動画を制作する場合、空撮以外の撮影も絡んでくるため、スケジュール組の期間も考える必要があります。
申請だけ考えると3週間前ではありますが、1ヶ月以上の余裕を持っておいたほうが良いでしょう。

ドローンを使用した空撮の費用

さて、ドローンを使用した空撮の費用はどれくらいになるのでしょうか?
パターンごとに違ってくるので、解説していきます。

プロモーション動画の撮影と並行して行う場合

まずはプロモーション動画撮影にオプションで空撮があるパターンです。
1日の撮影の中で、制作用カメラを使っての撮影と空撮があるような撮影内容ですね。

こちらですが、プロモーション撮影のオプション的な扱いをされることが多く、
5万円〜10万円
の追加費用で制作を進めることが可能な場合がほとんどです。

空撮だけ依頼する場合

プロモーション動画の素材は自社で撮る場合や、過去のデータと合わせて制作する場合に空撮だけを依頼することもありますね。

この場合ですが
10万円〜20万円
が相場になってきます。

自社でレンタルして撮影する場合

最後に自社でドローンをレンタルして撮影する場合です。
社内にオペレーターがいるのであれば可能な方法ですね。
この場合、
レンタル費用1万円〜5万円+人件費
で考えることができます。

一番安く抑えられそうですが、撮影以外にも、企画や国土交通省への申請なんかもあるので少なくとも8時間以上は人件費として必要になってきそうですね。

自社での撮影に免許は必要?

自社での撮影に免許は必要?
とよく聞かれますが、2022年4月現在では必要ありません。
そもそも免許が存在しないんですね。

資格はありますが。
これはあくまで、どれくらいのスキルの持ち主なのかを証明する手段にすぎません。

とはいえ、国土交通省への申請は必要なので、必ず申請するようにしましょう。

まとめ

今回はドローンを使ったプロモーション動画で気をつけるべきこと
というテーマで書いてみました。

いかがでしたでしょうか?
制作したいけど、まだ悩んでしまう
という方は無料相談も受け付けておりますので、お気軽にTsunaguまでご相談ください。

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