Written by Kazuki Takayama

商品紹介における動画活用術!3つのフェーズで解説

動画マーケティング

商品紹介における動画活用術!3つのフェーズで解説

Tsunaguの高山です。
今回は商品紹介における動画活用術を3つのフェーズに分けて解説していこうと思います。

商品紹介動画のメリット

3つのフェーズでの活用術を知る前に商品紹介動画にどんなメリットがあるのかという前提を知っておくことをおすすめします。

 

商品が購入されやすくなる

正しく、魅力的な情報を動画にまとめておくだけで、視聴者の購入理由につながる情報があるはずです。
魅力的な動画にまとめたのに購入されてない場合は、認知拡大が足りてない場合や、視聴者にとっては魅力的な情報ではなかった、という理由が考えられるのでその失敗経験は次の動画制作に役立たせることができるはずです。

視聴者の「ハテナ」を解決する

テキストやイラストで伝えることも大切ですが、映像や音の表現があるとかなり伝わりやすい商品もたくさんあるはずです。
例えば、ドライフラワーを売る時に「花や茎を乾燥させたものです」と伝えるよりも写真で伝えた方が一発でわかりそうですよね。
映像はもっと情報量が多いので、視聴者により魅力を伝えることができるでしょう。

営業のコストを下げる

営業する際に、毎回新規のお客さまに説明していくのは大変ですよね。
営業する側としてもお客さまが基礎知識を持っているか持っていないかでかなり労力が変わるはずですし、営業時間が短縮されれば次の営業に行くこともできるので回転をあげることができますよね。
また、営業する方によって説明する際のニュアンスの違いでお客さまに勘違いされた情報を与えてしまうことも防いでくれたりします。

ブランディング活動に使える場合がある

その商品のブランドの方向性が決まっている場合、どんな動画を作ったとしてもある程度ブランドに寄せていけるはずです。
例えばドライフラワーなんかも「花の種類や色使いを可愛い系に作るもの」と「アンティークな感じで大人っぽく作るもの」ではブランドの方向性も変わるでしょうし、必然的に映像の方向性も変わってきます。
逆に寄せていかないとブランディングがぶれてしまうことにもなりかねないので注意してください。

 

カスタマージャーニーで表す3つのフェーズ

まずカスタマージャーニーマップというものを使いながら説明していきます。
お客様の購買プロセスを見える化していくために使ったり、予測して事業の計画を立てる時に使用するものなのですが、映像に置き換えるとわかりやすいです。

 

ではこのマップ上でみてみると動画活用に置いて以下の3つが基本的に重要になってくるフェーズになります。
場合によってはもう少しニッチなところで必要になるものもありますが、基本はこの3つで考えてもらってOKです。

認知拡大

自社の商品を売り出す時に認知拡大は欠かせないフェーズですね。
例えば知らない人にとって初めて知る接点は「広告」や「知人からの紹介」などがあります。
動画を使った認知拡大に置いては動画広告を使用する方が多いですね。
youtubeの動画広告やテレビCM、SNSで流す動画の広告なんかが当てはまります。
なのでプロモーション動画というくくりの中でも比較的に短く端的に伝える動画が求められてきます。
伝えすぎず、自社サイトやLPに流入させるような動画もあったりしますね。

比較検討

では比較検討で使用する動画についてですが、このあたりは「すでに売り出す商品」に興味を持ってる人が大半になります。
この段階ではまだ他の似たような商品を購入するか検討しているケースがほとんどだと思ってください。
では、このフェーズで使える動画はなんでしょうか?
競合他社との差別化を伝える動画
が答えだと思っています。
これはある意味ではポジショニングをしっかり行うことにも繋がってきますね。
その商品ならではの魅力とその商品ジャンル全体の魅力を伝えることが大切です。
お客様の声(インタビュー動画)なんかで発信すると比較的作りやすいかと思います。
よくインタビューで「今まで何を試しても解決しなかったんですけど、この商品を使ったらわずか1週間で改善しました。」みたいな声とかも他のユーザーにとって良い検討材料になりますよね笑

ファン獲得

3つめはファンの獲得になります。
このあたりで使える動画はHOW TO動画やサポート動画が当てはまってきます。
せっかく購入してもらったのに、きちんと使ってもらえなかったりするとその人の満足度が下がるだけでなく、悪い口コミになってしまう恐れがありますのでしっかりとサポートしていきましょう。
美容系のグッズでの「自宅でのケア方法」や電化製品の「初期設定動画」みたいにさまざまな作り方ができるはずです。

制作会社に依頼する時の注意点

映像制作会社に依頼するのも1つの手段ですよね。
ですが、「とりあえずお任せ」で依頼してしまうと大失敗する可能性があります。
きちんと伝えるべきことを伝えたり、相談してから制作しましょう。

目的を伝える

今回の商品紹介動画ではどんなことが目的になるのかを伝えておきましょう。
例えば以下のようなざっくりとした伝え方でもOKです。

対面営業のコストを下げたいです

売上を○%あげたいです

CS向上のために使える映像が欲しいです

これがあるだけでも制作側はかなり助かりますし、依頼主の目的達成の可能性も上がります。

費用対効果を考える

制作会社やフリーランスで1本あたりの映像を制作する料金はピンキリです。
また、オリジナルアニメーションや実写映像でも料金は変わりますのできちんと費用に対する効果が高いのか予測して考えてください。
広告のように他に費用がかかる場合も全体で考えると良いでしょう。

契約内容をみておく

契約内容によってはトラブルが起きる可能性があります。
その場ではOKだと思っていても後から失敗なんてこともあるので気をつけましょう。
例えば「データ保管期間が定められていて、数年後に再編集を依頼してもデータが制作会社になかった」なんてことも聞いたりします。
専門性が高い業界とのやりとりにもなるので、わからないことがあれば随時聞くようにしましょう。
きっときちんと説明してくれるはずです笑

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は商品紹介動画について3つのフェーズで活用術やその他の注意点なんかを書いてみました。
Tsunaguでは商品紹介動画の制作や、困った時の無料相談なんかもやっていますので、お気軽にお問い合わせください