Written by Kazuki Takayama

【2022年版】自社で映像制作を行うために必要な機材まとめ

撮影方法

【2022年版】自社で映像制作を行うために必要な機材まとめ

Tsunaguの高山です。
今回は2022年、映像制作におすすめできる機材を紹介していこうと思います。
近年、自社の広報活動や採用活動、PR活動などで映像制作を行う会社が増えてきました。
今回はどんな機材を用意すれば良いのか、目的別に紹介していこうと思います。

基本的に必要になる機材

カメラ

これだけ?って思われるかもしれませんが、最低限必要な機材はカメラだけで良いと思います。

ただ、それだけだと味気ないブログになってしまうので目的別におすすめな機材や設定など解説していこうと思います。

目的別におすすめできる機材

採用インタビュー動画

カメラ

採用動画として代表的なインタビュー動画ですが、カメラが絶対に必要な機材であることは言うまでもないかと思います。
では、このカメラなのですが、一体どんなカメラで何台必要なのか気になる方も多いのではないでしょうか?
最低限必要条件としてはスマホが1台になります。
スマホでの作り方は「スマホで作る!求人向け採用動画!」で解説しておりますのでこちらをご覧ください。
では、品質をあげるためにどこまでやるのかですが、料金と合わせて記載しておきます。

最低ライン

スマホ1台
0円

少しだけ品質をあげたい

スマホ2台
0円
スマホ2台の場合、1台の時と変わらず、0円で制作することもできますが、撮影素材が倍になるので編集にかかる時間が伸びます。
とはいえ、簡単な編集で5分程度なら1~2時間もあればできてしまうので挑戦してみる価値はあると思います。

プロっぽい動画にしたい

一眼レフやミラーレス機1台
10万円〜15万円
一眼レフやミラーレスを導入する場合は撮影時の設定を行なったり、編集にかかる時間がスマホに比べて伸びます。
ただ、設定なんかはポイントを抑えておくだけでOKなので挑戦する場合は以下を参考にしてください。
おすすめ設定
HHD 24hps
ホワイトバランスオート
F値 解放(一番低い数字)
シャッタースピードは東日本1/100が西日本が1/125
ISO オート
この設定は座談会の時も基本的に同じでOKです。

プロクオリティを出したい

一眼レフやミラーレス機2台
20万円〜

マイク

マイクも大切になってきます。
こちらもピンキリですが、スマホで作る場合は3,000円から購入できたりします。
また、静かな空間で撮影するだけなら単一指向性のガンマイクで十分ですが、環境音があり、抑えたい場合はピンマイクを利用すると良いでしょう。

三脚

三脚ですが、一般的な三脚とスマホを取り付ける機材を組み合わせることでスマホ用の三脚にもなるし、ビデオカメラや一眼レフなんかでも使える三脚になるので両方使う可能性がある人は三脚×スマホアダプターの組み合わせをおすすめします。

採用座談会

カメラ

座談会を撮影する場合はカメラは引きと寄りで最低でも2台必要になります。
また、撮影中に寄りのカメラを動かしたくない場合は全体の引きカメラとそれぞれの寄りのカメラで人数分あると良いでしょう。
僕自身がおすすめするのであれば引き1台、寄り2台(左右)で撮影中に寄りの人を追うために撮影者2名で制作することです。
また、一眼レフやミラーレス機を使用する場合の設定は前述のインタビューに記載してありますのでご参考にしてください。

マイク

こちらも全体の音を拾うマイクとして最低限スマホの内蔵マイクでも制作は可能ですが、ピンマイクを使用することをおすすめします。
理由としては、話してる人の内容をより聞き取りやすくするためです。
また、1台のカメラに対して2本のピンマイクなど増やすことも可能ですが、人数が多くてカメラに直接音入れができない場合はレコーダーなんかのアイテムも利用すると良いでしょう。

三脚

カメラの台数分の三脚は必要になります。寄りで追う場合は雲台が自由に動かせるものをおすすめします。

自社PR動画

カメラ

PR動画を制作する場合は自社の顔とも言える映像に仕上げることが大半だと思います。
この辺りは映像の品質をあげておいた方が信頼度も上がると感じていますので、一眼レフやミラーレス機で撮影すると良いと思います。
とは言ってもPR動画のためだけにカメラを購入するのはコスト的に難しいと考える会社さんがほとんどだと思います。
なので単発のレンタルでカメラを借りて撮影すると良いでしょう。
レンタルの場合は後で撮影のやり直しや追加撮影が難しいため、より企画を練っておく必要があります。
また、一眼レフやミラーレス機の設定はインタビュー時と変えた方が良い場合があるのですが、前述したおすすめ設定の
HHD 24hps

HHD 60fps
に変更すると良いでしょう。
理由は60fpsにしておくとスロー編集が使えるということです。

三脚

最低限三脚は必要になるのですが、この辺りはそこまで高いものでなくても制作することができます。
三脚を軸にカメラワークを作る場合になめらかさや、安定感などで差はつくのですが、「プロっぽい映像」に仕上げるだけならここは誤差としてコスト削減を選んで良いかと思います。
どうしてもこだわりたい場合は良質な三脚を選ぶと良いでしょう。

ジンバル

ジンバルですが、こちらも普段から利用するものでもない会社さんがほとんどかと思います。PR動画を作るだけや、たまに映像を制作するだけならレンタルをおすすめします。
カメラワークや手ぶれを抑えてくれるアイテムとして活用することができるのですが、三脚で十分という方はジンバルなしでも問題ないかと思います。

広報動画

カメラ

広報活動で映像を使う場合はほとんどが継続してコンテンツ作りを行うと思います。
その場合はスマホで無料で制作し続けるか、思い切って機材を購入するかどちらかをおすすめします。
合計で10本も映像制作するなら機材を揃えた方がやすくなる場合もあります。

マイク

広報活動においてはインタビューや環境音と、撮影した現場の音を利用することが多いでしょう。
利用シーンに合わせてピンマイクやガンマイクを購入することをおすすめします。

 

終わり

いかがでしたでしょうか?

自社のコンテンツに最適な機材は見つかりましたか?

どんなコンテンツを制作するかで使用する機材は多種多様だと思います。

実際僕も機材を揃えていますが、年に1回程度しか利用しないものすらあるくらいです笑

もっと具体的に知りたい方や、自社での制作に限界を感じた方は無料で相談なんかもやっていますのでこちらからお気軽にお問い合わせください