Written by Kazuki Takayama

動画戦略において一旦視聴回数は無視してOK【結論:目的の方が大切なはずだから】

動画マーケティング

動画戦略において一旦視聴回数は無視してOK【結論:目的の方が大切なはずだから】

 

最近では動画を活用する企業が増えてきましたね。

 

動画を活用していると、「なかなか伸びない」と悩むこともあるでしょう。

 

でも、本当に伸びることが大切でしょうか?

 

動画はあくまで施策ということがほとんどなのに、いつの間にか視聴回数を伸ばすことが目的になってませんか?

 

動画が伸び悩んでストレスを感じることもあるでしょうが、そんな時は一旦立ち止まって「なぜ動画を活用するのか」というところを改めて考えてみましょう。

 

ということで動画の視聴回数は無視してOKです笑

 

結論、目的達成が重要だから

 

結論として、目的達成が重要だからなのですが、目的が「動画の再生回数を伸ばすこと」の人は再生回数を伸ばすために施策を考えていきましょう。

 

再生回数を気にする人は「動画の視聴回数を意識するのは広告費を稼ぐ人」です。

 

それ以外の大半の方は

 

  • 商品を売りたい
  • 採用を伸ばしたい
  • 顧客満足度の向上に繋げたい

 

など、別の目的があるはずです。

 

となると、動画はあくまで手段ということを再認識できることでしょう。

 

ではそんな方に向けて僕なりの答えをシェアしていきます。

 

動画の視聴回数を増やさないと効果がないは間違い

 

まず、動画の視聴回数を増やさないと効果がないと思っている人は間違いだということに気づいてもらいたいです。

 

なぜ間違いなのか、先ほど述べたように目的達成が重要だからなんです。

 

動画視聴回数が低くても目的達成してればOK

 

動画の視聴回数が低くて悩んでいる方へ。

 

動画の視聴回数が低いのは全然OKなんです!

 

なぜOKなのか、例を挙げてみましょう。

 

例その1:視聴回数が低くても売上が上がっている場合

 

例えば、あなたの商品を売るための動画があって3000視聴だったとします。

 

その中から購入者が180人いるとします。

 

視聴回数に対しては6%になるので非常に高い数字になりますよね。

 

ここで気をつけてほしいのは、顧客単価が安すぎると動画制作費を回収できないこともあるんです。

 

逆に、顧客単価が20000円で利益率50%なら180万円の利益が出るので動画制作費は簡単にペイした上で利益が出ていると考えられるでしょう。

 

つまり、再生回数が低くても、CV率が高くて、顧客単価が高い場合なら良い結果になっていると言えるはずです。

 

例その2:採用応募数が伸びた場合

 

採用活動に動画を取り入れる場合ですが、採用の応募数が上がればまずは目的達成に近づけるはずです。

 

こちらも視聴回数が低くても、求職者に刺さる動画になっていて、実際に応募するという行動まで繋がれば成功に近づくはずです。

 

ただ、採用動画の場合はもう一歩先まで考えた方が良いのでその辺りもお話ししておきます。

 

採用動画において、動画はかなり効果的ですが、応募数を伸ばしたいがために自社を良く見せすぎるのは良くないんです。

 

応募数がかなり上がったのに、就職してからのギャップによる離職は避けたいですよね。

 

つまり、採用動画の場合は、正直に伝えていくことも大切になります。

 

悪い点を全て伝えればOKという話ではありません。

 

就職してからのギャップを避けるために何を伝えていくべきか検討すると良いでしょう。

 

この辺りで悩みを抱えている方向けに無料相談も行ってますので、ぜひご活用ください。

お問合せいただいてからオンラインで相談する流れになります。

 

お問合せはこちら

h3バズってるのに目的達成に繋がらない方がマズい

 

視聴回数は無視してOKとお伝えしましたが、逆にバズってるのに目的達成に繋がらないパターンはまずいですよね。

 

極端に100万回再生されたのに、購入0だったり、採用の応募が0だと非常にまずいです。

 

この場合、動画をみてもらう場所を変えるか、次の動画施策に繋げるか

 

のどちらかの対策が必要になってきます。

 

動画をみてもらう場所を変える

 

例えば、採用インタビュー動画をSNSで発信しているのに、リクルートページに載せてなかったりした場合。

 

なぜSNSに載せて効果が低いのか考える場合があります。

 

動画の内容を見ると、比較的採用応募手前の人に向けたコンテンツになっているとしたら、リクルートページに載せた方が良いかも

 

と仮説を立てられますよね。

 

そしたら、動画をみてもらう場所をリクルートページに変更、またはSNSと両方に載せるなどしたら仮説の検証ができるようになるでしょう。

 

次の動画施策に繋げる

 

動画を作って、1発でうまくいく場合もあれば、失敗する場合もあります。

 

1回目で失敗したからといって、動画活用の手を止めるのは少し勿体無いかなとも思います。

 

ただ、失敗した理由がわからないまま次の動画を作っていくのはおすすめできないので

 

「なぜ失敗したのか」

 

を深ぼって考えましょう。

 

目的達成にどんなパターンが当てはまるか

 

目的達成こそが大切ということが伝わったかと思います。

 

では、どんなパターンが当てはまるのでしょうか?

 

ここからはパターン別に解説していきます。

 

動画の再生数が低いのにCV率が高い場合

 

再生回数が低いのにCV率が高い場合はある種、良い傾向と言えるでしょう。

 

CV設定にもよるのですが、売上や採用に直結する場合は効果に期待ができます。

どの企業でも、CV率は気にするポイントかと思います。

 

どれだけCVが取れているかというところを見ていく方が本質のはずです。

 

採用向けの動画が求職者に刺さって応募数が増えた場合

 

採用向けの動画で応募が増えたら、成功に近づきつつあるはずです。

 

動画の内容で、競合との差別化ポイントをしっかり伝えられたり、就職後のミスマッチを防げた場合。

 

目には見えてないコストの削減にも繋がっていることになります。

 

既存顧客向けの動画で顧客満足度が上がった場合

 

既存顧客向けにHOW TO動画などで、お問合せが減った場合。

 

再生回数が低くても、コストの削減に大幅に貢献しているはずです。

 

CV率以外にも、コストの削減に目を向けると、視聴回数以外で効果を感じられる場面が出てきます。

 

誰にとっての動画をつくるかが大切

 

結局のところ、「誰にとって役に立つ動画か」が大切になります。

 

見てもらいたい相手を考えた時に、分母が少なければ、そりゃ視聴数は低くて当たり前なんですよね。

 

それよりも、その分母に対して良い動画であることを意識した方が、目的達成に繋がりやすいはずです。

 

動画は見せたい人に届けたい内容であるか

 

見せたい人に届けたい内容を意識すればするほど、ピンポイントのユーザーに対する動画になり、再生回数は低くなります。

 

でも、多くの人に刺さる動画を考えれば考えるほどに、難しくなっていくのも事実。

 

それよりも、分母を小さくして、「その人だけの動画」になるくらい絞っちゃっても良いと思っています。

 

もちろん、テレビCMみたいな、マスマーケティングは別ですが・・・

 

絞りに絞るからこそ、視聴者に響くコンテンツになるのです。

 

動画を見た後にどう動いてもらいたいか明確になっているか

 

動画を見てもらったとしても、どう動いてもらいたいのかが伝わらなければ視聴者は動いてくれません。

 

YouTubeの動画でも、よくあるのは、「応募は概要欄のリンクから」とか「◯◯で検索してね」みたいなセリフを言ってる場面もあります。

 

このように、動画を見た人にどう行動してほしいのかを伝えておくことが大切になります。

 

動画視聴後の行動動線はあるか

 

動画視聴後の行動導線がしっかりあるかどうかで、目的達成に影響してきます。

 

YouTubeの概要欄リンク、インスタグラムのストーリーズのリンク

 

など、導線をきっちり組んでおくことも大切になってきます。

 

おわり

 

いかがでしたでしょうか?

 

動画の視聴回数だけで判断すべきではないということが伝わったかと思います。

 

とは言っても、マインドはわかったけど、自社の場合はどう改善したら良いかわからない

 

という方もいるかと思います。

 

そんな方向けに無料相談も行っています。

 

フォームよりお問い合わせいただいた後、オンラインにて無料相談を行う流れになっております。

 

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ありがたいことにお問い合わせも増えてきているので、予告なしで終了する可能性もありますが、その時はご理解いただけますと幸いです。

 

無料相談をご検討の方はなるべくお早めにご連絡いただければと思います。

 

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